エンゼルケア・エンゼルメイク

2012年 遺族ケア・エンゼルケア・エンゼルメイク講習会

エンゼルケア・エンゼルメイク講習会の特徴

「エンゼルケア・エンゼルメイク講習会」は、“死後ケアの手技を学ぶ”をテーマに開催しています。死後ケア技術への理解を深めていただくために、理論と実習の2本立てで学習を進めていきます。
「遺体感染管理士認定資格養成講座」との違いですが、こちらは、認定資格取得を目的とした講習会で、死後ケア時の感染予防にウエイトを置き、ご遺体を取扱う環境の安全(従事者の安全、交差感染予防、遺体搬送時の感染予防など)と死後ケアの手技、ならびにご遺体の冷却等、ご遺体からの感染予防の視点から処置を含め総合的にご遺体の携わり方を学習します。
「エンゼルケア・エンゼルメイク講習会」は、死後ケア業務に特化した講習会です。2016年から遺族ケアを配備しました。この点も認定資格養成講座との違いです。

受講者の方々

おもに医療・看護・介護に従事する方々のための講習会です。約8割は医療現場で働いておられる看護師の方々です。現在、看取り介護を実施されている施設が増えています。介護士のご参加はまだ少数ですが、死後ケア業務を学んでおかれることをお勧めします。その他、看護学校教職員、施設職員、現在は死後ケアに携わっていない医療・福祉等の国家資格をお持ちの方なども受講いただいています。 受講者の方々は、死後ケア・メイクをしっかり学びたい、死後ケア経験時の疑問を解決したい、患者様の病態の処置方法を知りたい、死後ケアの指導・伝達に活かしたい、看取り看護、看取り介護に活かしたいなどの動機から受講されています。 看護・介護職の新人の方からベテランの方まで幅広くご参加いただいています。

テキストは『基礎看護技術 感染予防対策上の死後の処置』
                                              2014年 橋本佐栄子・橋本友希著 関西看護出版
医学的見地に立った10,000件以上の実務実績と手術室、ICU、病棟勤務経験の看護師が解剖整理、病態等から検証した死後ケアの専門書

遺族ケア

死亡直後の遺族心理を理解し、対応の仕方や言葉かけを学習します。
◎ご遺族に接する時、私たちはどんな対応をしたら良いのだろう
◎ご遺族の悲しみに寄り添うとは?
ご遺族に対応する際の不安や、職場での問題点を見つめ、私たち自身の感情や考えを整理しながら、ご遺体への接し方、ご遺族への対応の仕方を共に学び合いましょう。


【学習内容】
  (1)死者の尊厳とマナー
  (2)死亡直後の遺族心理
  (3)遺族ケアの目的
  (4)看取りが行われたケースの対応の仕方と言葉かけ
  (5)看取りが行われなかったケースの対応の仕方と言葉かけ

エンゼルケア

エンゼルケア

標準予防策の考え方に基づいて「死後ケアの手技」を学習します。
患者様の死亡後は、時間経過とともに、ご遺体特有の現象が発現するため、病院では出ていなかった血液・体液が流出してくることがあります。ご遺体に、患者様に行う同様の処置をしても死後出血等は防げないため、死後処置専門の手技を学びます。


講習風景 【学習内容】
  (1)死後ケア時の業務と定義
  (2)標準予防策の考え方と感染リスク
  (3)遺体からの血液・体液の流出
  (4)遺体の搬送と移動
  (5)死後ケアの目的
  (6)死後ケアを行う際の感染予防 a.服装 b.手洗い c.感染予防の具体策
  (7)死後処置の実際
    ①準備するもの  a.物品  b.消毒剤の選び方
    ②死後処置の手技  a.医療器具抜去後の処置  b.創傷部の手当  c.腔部の詰めもの
                                d.口腔ケア  e.全身清拭  f.ストマの処置
実習:処置技術学習
※医療マネキンを使用して行います。
遺体用圧迫固定法 / 鼻腔・口腔の処置

エンゼルメイク

エンゼルケア

ご遺族にとって安らかな顔は何よりの慰めです。時間が経過しても最期のお別れの時まで美しい顔であるように、ご遺体に時間の経過とともに発現する死後の変化を前提にエンゼルメイクを学習します。
ご遺体に適した、その人らしさを作る化粧法を学習します。


講習風景【学習内容】
(1)エンゼルメイクに影響する死後の変化
(2)エンゼルメイクに適した化粧材と化粧法について(身近にある材料を上手に使おう!)
(3)エンゼルメイクの実際
    【準備するもの】
    化粧材・化粧道具・その他の物品
(4)メイク実習
※メイクマネキンを使って実習します。
【男性の顔の整え方】 【女性向けナチュラルメイク】 【薄化粧】

遺体感染管理士2種 講習風景

エル・プランナーのエンゼルケア・エンゼルメイク講習会は、標準予防策の考え方を基に、エビデンスに基づいた理論と実習のある講習会として2016年を迎え9年目の開催となります。
受講者の皆様の「参加してよかった!」との応援のお声に支えられ、講師直接指導というスタイルで少人数の講習会をさせていただいております。

また、ご遺体の尊厳、ご遺族への悲しみに寄り添うということを考える“わかちあい”の場として、受講者様同士の情報交換や交流の場として、“学びと出会い”の研修会でもありたいと願っています。
エンゼルケアを学ぶという共通の目的でご参加いただいた皆様が、初対面にもかかわらず昼食やティータイム時には、和気あいあいと情報交換に会話が弾んでおられるご様子を嬉しく思います。
北海道から沖縄まで、全国から看護師、介護士などの方々にご参加いただいています。


エンゼルケア・エンゼルメイク講習会

エンゼルケア・エンゼルメイク講習会

T 様


病棟勤務をしています。これまで多くの患者さんを見送ってきましたが、感染予防対策を考えた死後ケアは初めてでした。浮腫が強い方には防水シートやフラット型紙おむつで体液漏れを予防したいと思います。


K 様


恥ずかしいことですが、死後処置の定義や目的を今日初めて知りました。感染予防を考えた死後の処置は行っていなかったので大変勉強になりました。


H 様


出血傾向や全身性浮腫のある方の帰宅後の出血事例を、知ることができ驚きとともに今後の看取りの新たな取組みに活かしたいと思いました。


Y 様


これまで死後のことを考えて死後処置をすることがなかったため今回の研修はとても勉強になりました。たくさんの知識を吸収でき有難うございました。

S 様


実際に自分でやってみることができて(演習)良かったです。先生の話を理解したつもりになっていましたが、自分で遺体用圧迫固定法を体験してみて本当の手技の理解ができました。病院に帰ったら職員に広めたいと思います。

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