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2015/02/07

関西看護出版 神戸講演レポート

みなさま、こんにちは。
新年あけて、2度目の講演になります。今回は、なんと、私は初となる「神戸」です。  
とはいえ、先週は岡山で講演させていただき、2週続けてなんです。
講演させていただくことは、とても嬉しくて、楽しいのですが、いかんせん前回と今回の移動手段が「新幹線」、、、。辛いんです。なぜなら、私は乗り物に滅法弱い。電車や新幹線などに乗ってしまうと、乗り物酔いでひどいことに、、、。
今回も、前回同様乗り物酔いに悩まされ、ふらふらしながら神戸に到着したのでした。

さて、講演当日になり、2日も乗り物酔いに負けているわけにもいかないので、気を確かにもって講演に臨みます。初めての神戸の講演では、約40名ほどの方々が受講して下さいました。
講演は、遺族ケアから始まります。いぞくの心の状態から、現状の把握、アセスメントを通してどのようにアプローチすることが望ましいかを、お話しさせていただきました。
講演の最中は、皆様真剣なご様子で、うなずきながら聞いてくださっていました。
次に、死後の処置の講演になります。死後の処置に関しては、ただ行うのではなく、根拠をもって行う必要があることを、お話しさせていただきました。遺族ケアに引き続き、とても静かに聞いてくださっているので、講師としてはリアクションが少ないことに少々不安になりながらも、お話を進めさせていただきました。

最後は、エンゼルメイクのお話です。メイクまで来ると、終わりが見えて、皆様も少しリアクションをくださるようになりました。しかしながら、わたしの渾身の例え話が、見事に「しーん」と、今までにないくらいに静まり返ってしまったことは、忘れません。
長い講演も無事終わり、皆様にとって少しでも役に立つ講演であったか不安でしたが、質疑応答になると、その不安は消え去りました。質疑応答になると、たくさんの方々が挙手をしてくださり、質問をいただくことができました。中には、現在の葬儀業界の状態に関してとても鋭いご質問をくださる方もいて、皆様の関心の高さに、びっくりしました。これほど多い質疑応答をいただいたのは、初めてでした。
今回の講演を通じて、看護の世界でも死後の処置に関する意識が徐々に高まってきていることを感じることができました。今回の講演が、皆様にとって少しでもお役にたつようなら、幸いと思います。
皆様の今後のさらなるご活躍、心よりお祈り申し上げます。本当に、ありがとうございました。

著 橋本 友希

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