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2018/06/14

2018年06月11日 奈良県霊柩自動車協会・奈良県葬祭業協同組合セミナーレポート

6月11日、奈良県霊柩自動車協会・奈良県葬祭業協同組合様のお招きにあずかり、橿原観光ホテルにて「遺体に携わる人たちのための感染予防対策および遺体の管理」をテーマに感染予防対策の基本的な考え方と、医療に準じ汚染したディスポーザブルグローブの外し方(グローブテクニック)を研修させて頂きました。
グローブテクニックの実習では、美粧衛生師平野泰寛さん、遺体感染管理士東浦映理子さんに指導のご協力を頂きました。

葬祭業は、ご遺体からの血液・体液・排泄物等との接触が起こる可能性のある職業ですが、医療とは異なり、職業上高リスク体液等との曝露事故が起こったとしても、個人の問題として捉えられています。感染しても労災扱いにはなりません。
正しい情報の実践が、搬送業、葬祭業従事者の安全を守ります。そして、ご遺族の安全を守ることができます。

現在判明している感染症だけではなく、今後は未知なる感染症の出現も予想されます。本研修が皆様とご遺族の安全(感染予防)のためにお役立ていただければ幸いでございます。

奈良県霊柩自動車協会会長奈良近鉄タクシー(株)代表取締役社長古川俊男様、奈良県葬祭業協同組合理事長鈴木勝士様をはじめ皆様のご尽力を賜り、無事に講演をさせて頂くことができました。心より感謝申し上げます。
ご参加の皆様、大変熱心に受講頂き誠に有難うございました。



「毎日新聞 奈良県版 平成30年6月15日掲載」

橋本佐栄子

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