2018/09/25
遺体感染管理士の皆様へのお知らせ ~災害遺体支援準備委員会から
DICM(遺体感染管理士)の皆様、こんにちは
災害遺体支援準備委員会から現状の活動と今後の展開についてご報告します。
災害遺体支援準備委員会は、災害犠牲者の方々と犠牲者ご遺族のために、ご遺体のケアを提供するボランティアグループ結成準備のために集まったDICMのメンバーです。平成30年8月、エル・プランナー代表橋本佐栄子を発起人として立ち上げました。現在、災害遺体支援準備委員会では、支援活動へ向けて、防護服、感染防御物品、処置用具・物品、予防接種、保険、通信手段などにつきまして情報取集しています。今後は、11月末日をめどに準備委員会を解散し、「(仮称 )災害遺体支援チーム本部」を設立します。全国の被災地へ向けて出動できる体制を作るための本格的な準備に取り組んで参ります。
〈DICMの皆様へお願い〉
DICMの皆様の、「遺体感染管理士認定資格養成講座」の聴講をお待ちしています。
どうぞ感染予防対策上の死後ケアを深く理解するために、ご参加ください。聴講は無料です。
聴講のお申込み:ホームページ
info@lplanner.co.jp から
遺体感染管理士認定資格養成講座で感染予防対策上の死後ケアを学ばれましたね。この認定資格の取得が着地点ではなく、ご遺体のケアに対する考え方、手技を学ぶ始まりです。ご遺族には聞こえないところで、ご遺体を人としての取扱いがなされていない現状は、悲しい限りです。私たちDICMの力は微力で、心ない体制や従事者の言動に押しつぶされそうになる時もありますが、ご遺体の尊厳とご遺族への安全安心のために技術を生かし続けたいと思います。
災害遺体支援準備委員会
橋本 佐栄子
一覧に戻る