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2016/01/22

山梨県葬祭事業協同組合主催「感染予防と遺族ケア」研修会 レポート

山梨県葬祭事業協同組合様のお招きにあずかり、「実践に役立つ 感染予防と遺族ケア」をテーマに講演をさせていただきました。

東京は今月18日、思わぬ積雪に鉄道や道路など交通が混乱いたしました。
20日の講演当日は、中央道から高速道路を車で走らせ参りましたが、有難いことに晴天に恵まれ交通の混乱もなく無事に会場入りできました。

山梨県葬祭事業協同組合様におかれましては、2013年、2014年とこれまで2回、感染予防を主要テーマに、処置・化粧を盛り込み講演をさせていただいてきました。
2016年の今年は、3回目の講演です。
本年は、感染予防と遺族ケアをテーマにお話しさせていただきました。
葬祭業に「遺族ケア」?と感じられた組合員様もおられたかと思いますが、講演を終えた後には、「葬祭業でもご遺族への配慮が必要なんですね」とのご感想をいただきました。デリケートなご遺族の心情への対応にお役立ていただけるとありがたいです。

「口から腹水が出る時はどうすればよいか」というご質問をいただきました。
このご質問は、葬祭業者の皆様方から多くいただくご質問です。
じつは、口から出てくる体液は、腹水ではないんですね。
「腹水が口から出る」という点に誤解があるため、「口腔から出る体液は、身体内部のどこから出てくるのか」という点からご説明をさせていただきました。

3回の講習会を経て、いつか死後ケアに取り組んでいただく葬祭業者様が増えてくださることを願っています。
山梨県葬祭事業協同組合理事長 (有)山一葬祭上田様、さとう葬祭佐藤社長様、前理事長(株)セレオ保坂代表取締役様をはじめ役員の皆様、大変お世話になりました。
今後ますますの組合様のご発展をお祈り申し上げます。


本講習が受講者様とご遺族へお役立ていただけると幸いでございます。

文 橋本佐栄子

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