NEWS
5月19日（土）エンゼルケア・マニュアル作成講習会を開催しました。
緩和ケア認定看護師の方、救命救急センターに勤務されている方々が、受講くださいました。愛知県、福岡県、兵庫県からお越しくださいました。現状のマニュアルをさらに充実させたい、現状の死後ケアを見直したいといった動機からご参加くださいました。
講習は、弊社エル・プランナーのオリジナル資料『死後ケア（エンゼルケア）手順書』を使って行いました。オリジナル資料は、病院全体の総合マニュアルとしてお使いいただけるように、医療現場におけるすべての科部署の死後処置事情を考慮して作成した資料です。
科部署のマニュアルとして使用する方は、総合マニュアルから不必要な箇所を削除していただき、科部署の患者様の死亡状況に特化したマニュアルを作っていただきました。
受講を終えて、死後処置の考え方が変わった、これまでのケアをすべて一度に切り替えることはできないけれど、看護業務としての死後処置の方向性が見えてきた、エビデンスに基づいた実践的なマニュアルが出来た、などのご意見をいただきました。
口腔からの多量出血の様子（データ）をご覧いただきました。病院から帰られてから、こんなことが起こっているのかと、思ってもいなかった帰宅後の様子に大変驚かれておられました。「詰めものをしていたらここまでにはならなかったのでは」「もし、これが自分の家族だったらとんでもない！」と、これまでのケアを振り返っておられました。
弊社エル・プランナーのオリジナル資料『死後ケア（エンゼルケア）手順書』や、お持ち帰りいただいた『CDR：死後ケア（エンゼルケア）手順書』の感想は、文字を打って始めから作成する必要がないので助かります、とのお言葉をいただきました。
『死後ケア（エンゼルケア）マニュアル作成』講習会が、マニュアルの改善にお役立ていただければ幸いでございます。ご参加くださいました皆様、遠方から長時間の受講、誠にありがとうございました。ご質問などありましたら、何なりとお問い合わせくださいませ。
※『死後ケア（エンゼルケア）マニュアル作成』講習会のお知らせ
2012年10月6日（土）、12月8日（土）に講習会を予定しています。
死後ケア（エンゼルケア）マニュアルは、他の看護業務マニュアルと同様、看護部に必要不可欠な業務マニュアルです。是非この機会に、エンゼルケア・マニュアルを見直してみてはいかがでしょうか。皆様のご参加を心からお待ち申し上げております。
