2月18日(土)「エンゼルケア・エンゼルメイク講習会」を開催しました。滋賀県、茨城県、東京都からご参加頂きました。「遺族ケア・死後ケア・エンゼルメイク」をテーマに、座学と医療マネキン、メイクマネキンを使って手技の実習をして頂きました。
「ご遺族への実践的な対応の仕方が理解できました」
「私たちが死後ケアをした後、出血が起こっていることがわかって驚きました」
「看護業務としての死後ケアの大切がはっきり理解できました」
「沢山の化粧品を使ってメイクしていましたが、シンプルでいいんだと思いました」
「実習ができて良かったです。楽しく充実した講習でした」などの感想を頂きました。
10年後には死亡者数は現在の約2倍になると予想されています。
今後は、死後ケア業務は、日常的に発生する時代に向かっていると考えておかなければなりません。
一人でも多くの医療者・介護士の方々が、綺麗にして帰してあげたいという考えだけにとどまるのではなく、ご遺体からの感染を予防する考え方を理解し、「清潔と安全」を念頭に「ご遺族に寄り添うケア」を実践して頂くことが望まれます。
ご参加者の皆様、受講頂き誠に有難うございました。
ご逝去された患者様とご遺族のために、どうぞお役立てください。また、今回の学習内容を職場に持ち帰り、死後ケア業務の見直しや死後ケア準備教育として活用頂けると幸いです。
文 橋本佐栄子